授業に役立つ参考資料
東京都市大地学1(ジェンキンズ担当)の授業の参考になる書籍をいくつか紹介します.
地球生物学(東京大学出版会) 著:池谷仙之・北里洋生命史全般.大学教養レベルの生命史を扱った地球科学系教科書として最適.
生命 最初の30億年(紀伊國屋書店) 著:アンドルー・ノール先カンブリア時代の生命史.微生物の歴史.
スノーボール・アース(早川書房) 著:ガブリエル・ウォーカー全地球凍結事変とカンブリア紀の大爆発の関係など
絶滅古生物学(岩波書店) 著:平野弘道各絶滅事変に関する詳しい解説.
生命と地球の共進化(NHKブックス) 著:川上紳一地球と生命の歴史.地球内部の活動と生命活動のリンク.
カンブリア紀の怪物たち(講談社現代新書) 著:サイモン・コンウェイ・モリスカンブリア紀におきた生物進化について.読みやすい.おすすめ.
手足を持った魚たち(講談社現代新書) 著:ジェニファ・クラック脊椎動物の陸上への進出について.ただし,骨の用語が多く読むのが大変.実は私も途中で挫折した本・・・.
植物のたどってきた道(NHKブックス) 著:西田治文植物の陸上進出や進化など.わかりやすいし,面白い.
新しい地球観(岩波新書) 著:上田誠也やや古い本ですが,日本においてプレート・テクトニクス(大陸移動)説が受け入れられるまでの歴史.様々な学説が入り乱れながら,学説の大転換が起きた.まさにパラダイムシフトが起きた過程がつづられている.
その他の書籍
古生物系の書籍の紹介は,私の個人ページでも紹介していますのでご参考に.
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